2014年1月17日金曜日

1:16:2014  パート387


パート387

2014年1月16日

 

The manuscript of survival – part 387
https://aishanorth.wordpress.com/2014/01/16/the-manuscript-of-survival-part-387/

 

もうお気づきでしょうが、エネルギーの満ち引きはずっと続いており、これまで荒れ地のまま置き去りにされていた皆さんの内なる土地をむき出しにしています。そして今、この土地を耕し、種をまく時が来ました。この耕作地にできた作物はやがて実を結ぶことでしょう。いつも通り私達は謎めいた話し方をしていますが、いまお話していることについて説明しましょう。

 

あらゆる意味において、人類は一つの泡の中で生きてきたようなものです。巨大なエネルギーの海に漂う泡です。しかし、この泡にはたっぷりと中身が詰まっています。莫大な数の人間が住むこの小さな地球のことです。ですから外側から影響を与えようとしても、この小さな地球の中までそれが貫通することはあまりありませんでした。そのため、皆さんの周りであらゆる事が起きていても、皆さんはその小さな不調和のバブルの中でゆっくりと時間を過ごしていたのですっかりとり残されたのです。よくご承知でしょうが、皆さんは進化しながらあらゆる阻害を受け、耐えてきましたが、それらのイベントも隔絶された所で起きたようなものでした。つまり、このバブルの中で色々なイベントが起きましたが、この薄膜の外側にはあらゆる存在がいながら、外から手を加えることはなかったのです。

 

何が外側にあるかというと、皆さんが夢にまで見たものは全て。そして、それ以上のものがあります。人類にはまだその全容は見えないかもしれませんが、いかなる時もずっと存在していたのです。皆さんが未知なるものを眺めても天空には星がただ輝くばかり、他に何も見えなかったとしても、です。あちらにはもっと多種多様な存在がいて、ありとあらゆる形で皆さんと知り合おうと態勢は整っているのですが、皆さんは足取り重く歩み続けてきました。とぼとぼと前に進んで行くうちに皆さんは道から逸れてゆき、そのために皆さん全体の生存そのものが脅かされることになりました。そこである決定が下されました。人類がもっと良い道を進んでゆけるように、そして人類だけではなく、全創造物にとってためになる形で前進して行けるように、この泡をいま割って新鮮な空気と光を中に取り込まなければならない。と。このような決定が下され、自ら志願した者達がやって来てこのヴェール、薄膜に開口部を作りはじめました。この薄膜が人類を他の全てのものから隔離していたのです。そして皆さんがその志願者たちなのです。この、一見したところ絶対の耐久性をもった否定という壁でできた殻に穴を通すという役割を受けたのは皆さんです。この否定の壁が皆さんと私達全員とを隔てていた壁で、さらに皆さんと本当の皆さんをも隔てていました。そのようなわけで、これこそが皆さんがやってきた事です。そして今、この容器は変わりました。以前の容器は気密性で光を決して通さず、人類をどん底においたまま密閉していましたが、これがズタズタに引き裂かれました。残った唯一の名残、それは大勢の人間のマインドの中に残された刻印です。以前お伝えしましたが、囚人として過ごしてきた人々は監獄の壁が全て取り壊されたとしても、もう自分は囚人ではないのだという事実をすぐに理解することができません。目の前に壁があるのが当たり前だったので、その壁がなくなってもまだそこに壁はあると思い続けるのです。

 

そこで申し上げたいのですが、最も重要なこと。それは、以前は荒れ地だった皆さんの内なる地を隅々まで発見しに行くことです。この地から過去の阻害物が除去されましたから、今はむき出しになっています。この真新しい資産を探し出して皆さんの所有としなければ、その地はそこで荒れて生命も育たずに放置されたままになります。しかし、そこには何でも新しいものを育てることができる、それは素晴らしい楽園にも成り得るのです。では、領主や創造主のように、どうすればこの真新しい土地に入ってゆけばよいのか、ですか?もちろん、そこにあるという事実をただ自分で認めて受け入れるだけです。皆さんは理解できないようにできています。何世代もの間、人類はそのように生きてきましたからね。そのため、視界には限りがあり、その中にあるものだけを見る習慣がついています。その視界の外側にあるものは全て、存在していないも同然というように。「視界」というのは、知覚の全領域を含むものであり、目、耳、鼻、触覚、そして他に自分の周りにあるものを知覚できる全ての方法を指しています。

 

思い出してください、人類はとても限られた範囲内でものごとを見ます。しかし今、幻想というヴェールが取り払われ、皆さんは視界になかったものを感じてゆける状態にあります。ですから、皆さんにはちょっとした催促が必要なのです。現実という新しい巨大な海に放り出されるためにね。その現実は、人間のものの見方では見えなかったもの、これまで見てきたものを遥かにしのぐ現実です。ここにはまだまだたくさん、発見すべきものがあります。このメッセージのライン(行間)の間を読み取る、という意味もありますが、皆さんの周りにある全てのもののライン(輪郭)の間を発見するという意味でもあります。皆さんは、全てを表面的に見たままに受け止める癖がついています。しかし、これからはもっともっと深いレベルで受け止めていただくようもう一度注意を喚起します。表面に隠れたものにこそ、全てが見つかります。その見た目の向こうにこそ現実が潜んでいるからです。初めは見通せなかったり曖昧にしか見えないことでしょう。皆さんのその真新しい目でクリアに見えるようになるためにはビジョンの再調整が必要で、それに時間がかかることでしょう。私達が言っているのは、その目のことです。皆さんは、実際に見ているものを「見通す」ことを思い出さねばなりません。閉じられた扉の向こう側、皆さんの行く手にある曲がり角の向こう側、そのように見えているものの向こう側を見てください。

 

また私達は謎めいた話をしているように思えますか。しかし、皆さんは自分が本当は誰なのか、何者なのか、ということについてまだ昔のように偽っていますから、皆さんを少しばかり揺さぶってその「ふり」を取り払いたくてこのような話し方をしているのです。皆さんはここに降り立ち、その人間の身体という古い抑制的な型の中に入りました。その型から自らを解放するのはとても難しいのです。その型には強力な刻印がされており、皆さんにはしっかり刷り込みがされていますからね。それで、皆さんは自分の光輝く真の壮大さ、才能をただ忘れたのです。そして、皆さんの目前には未来へ繋がる真新しい道があり、高速でこの道を進んでゆくことができるのに、皆さんは曲がりくねっている自分の昔の足跡をたどって進もうとしています。

 

ですからもう一度言いましょう、欠乏・隔絶といった一切の古い観念は捨ててください。そして皆さんの偉大さ・グレイトネスを真に実現させてください。これらの概念は皆さんの中に根強く生きています。この世は最悪な事態に向かっている、そこで生きる自分は虚弱な身体の中に住む単純な人間に過ぎない。といったような、古いイメージを自分から力ずくでもぎ取るためにはかなりの努力が必要です。その古い枠組み(身体)の中でただ行き詰った状態を受け入れるのであれば、皆さんは壁にかかった、色あせた古い写真と同じです。人類の古くからの制限というフレームから出ないままです。皆さんはこの過去への従属、服従から自らを完全に解放せねばなりません。そのフレームから脱し、真新しい気流に乗って、本当に自由に浮かんでください。鳥のように楽な状態で乗っていれば、気流そのものが皆さんを空高く運んでいきます。

 

難しそうだな、と大勢の人は思うことでしょうね。まだ伝え歩きのよちよちしか歩けない子供が、唯一捕まっていたものを取り上げられたように感じているかもしれません。でも、親愛なる皆さん、心配はいりません。意を決して冒険したくなれば、皆さんにはどこにでも連れていってくれる脚があります。皆さんが思い描く限り遠くまで、それ以上遥か彼方まで連れて行ってくれるスピリットが皆さんにはあります。そして皆さんには私達一人一人からの愛とサポートもあります。私達はここ、皆さんの古いバブルの残骸の外側にいて腕を広げて待っています。皆さんが意を決し、よろめきながら初めの歩みを進めてそのフォート・ゾーン(訳注:長く慣れ親しんできたため居心地よくなっている領域)から出てきたら、私達が抱きとめます。思い出してください、これです。危険を冒し、誰もかつて行ったことのない域へ到達すること、これこそが肝心なのです。これは実に難しい挑戦ですね。しかし、皆さんは必ず大成功を収めることでしょう。皆さんはこれをしに、地球に来たのですから。皆さん全員がまさしくそこに到達されます。私達には確信があります。ただ、巣立ちしたばかりのひな鳥のように、目もくらむような高みにある巣の縁にとまったままです。誰も行ったことのない未知の域に向かって飛び込む前に、もうちょっと留まっていたい。そんな強い誘惑が働くのでしょう。それで皆さんは本能的にまた少し引き下がります。そこで私達が来ました。皆さんの背中をちょっと押すために。そして、声となって皆さんの耳の中で「さあ飛び降りて!」と言うためにね。もう、ジャンプの時が来ています。ですから、皆さんがジャンプするために何か捕まるものが必要なら、過去ではなく未来につかまってください。過去に捕まるなら、皆さんはそこに座ったまま永遠を過ごすことでしょう。

 

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