2013年4月11日木曜日

04:10:2013 パート298


パート298

2013年4月10日

 

The manuscript of survival – part 298

Apr 10, 2013


 

流れが変わりました、あなた方の外の世界に対する感覚も変わっています。その感覚は少しずつ、日毎に変わり、あなた方は成長し、進化しています。変化しているのはあなた方なのです。あなた方が知る世界は、もう以前とは別のものです。しかし、それはあなた方が変わってきたからなのです。日を追うごとにあなた方は本来のあなた方の中に歩み寄っています。毎日、古いあなた方の欠片が剥がれ落ちています。もう不要となったから、またはもう二度と持ち出すことはないからです。指の間をすり抜けて落ちてしまう欠片を拾い集めるのがあなた方の目的ではありません。たとえその欠片があなた方の家族であろうと、人間関係であろうと、またはあなた方のものの見方や物的なものであろうと、です。思い出してください、真のあなた方に属さないものは、もうこれからはあなた方の人生にも属さないのです。ですから、いまは多くの別れが生じています。

 

恐れないでください。だからといって、あなた方の慣れ親しんできたもの全てを失うわけではありません。全ての真実の部分のみが残る、という意味です。ですから、あなた方の家族や友達がただあなた方の元を去るわけではなく、あなた方にとっての彼らとの関係は古いバージョンから新しい、真実のバージョンへと変わってゆくでしょう。それによって関係が親しいものになるか、遠く離れてしまうかは、あなた方にしかわかりません。覚えていますか、彼らもこのプロセスにいて自分の道を決めなければなりません。そして、あなた方はこの真実に向き合うことができますが、そうできない人々もたくさんいます。ですから再度言いますが、これは常に簡単に進む旅ではないことを承知していてください。なぜなら光が照らし出すものは必ず真実に戻らねばならないからです。ですから、苦しみを伴う絆は明かされ、引き離さねばならなくなります。癒しを経て再び繋がるためにそうなることもあれば、最後の別れとなる場合もあります。

 

これを非常にドラマチックに受け取る人々もいるでしょうね。しかし、私達がお伝えしたいのは、このプロセスにおいて何かが悪化したり腐食したりすることは一切ない、ということです。なぜならあなた方はいかに苦痛を感じることになろうとも、自分の真実を歩まねばならないからです。ただし、あなた方が愛するもの全てを奪い去るということではありません。あなた方に有害なものを全て奪い去るということです。堪え難い真実として、私達は最も苦しいものは隠してしまう傾向があり、私達自身からさえも隠しているものです。しかし今もしあなた方の人生に見直さなければならないものが残っているなら、それは目の前に示されます。あなた方がこれを受け止めさえすれば、愛をもった方法でそれに対処することができるでしょう。ここでは愛が全てであり、怒りや憎しみについてのプロセスではありません。ですから、何か評価を必要とするものが現れたら、それは光の指令により現れているのです。あなた方にとって良いものだけを。それが光の望みです。それはつまり、時にはあなた方は不快感を伴うことをする必要があるということです。少なくとも最初はそうかもしれません。しかし信じてください、ここに潜む英知をやがてはおわかりいただけます。これから先、あなた方の内にある自分自身と不快な出会いがあるかもしれませんが、その出会いの背後にある深遠な愛をあなた方も感じることでしょう。

 

あなた方はいま、あなた方を引き止めている全ての結び付きを断ち切っているところです。そしてこれらの結び付きは根強く、あなた方の人生だけではなく他人の人生にも深く根付いています。ですから、このプロセスを最後までやり通すには相当の勇気が必要となる時もあります。ただしもう一度言います、もし助けが必要なら、助けを求めてください。そして答えはあらゆる形をとってやって来ることに気づいておいてください。あなた方の行動が周りの人々に対して持つ共鳴に、あなた方が驚くかもしれません。光がもたらすもの全てに対して最も鈍感だと思っている人でさえ、その影響を受けます。覚えていてください、光が照らし出すものはあなた方にとってだけネガティブなのではなく、あなた方が古い絆で繋がっている人々にとってもネガティブなのです。あなた方がそれを断ち切れば、その同じ鎖に縛られていた人々をも自由にしてあげることになります。まさにそれは皆さんを縛り付ける鎖です。囚人の一人が鎖を解くやいなや、その効果は同じ鎖に繋がっている全ての人に伝わります。この突然自由になる感覚に怖気づく人も中にはいるでしょうが、それ以外の人々にとっては新鮮な空気を呼吸するようなもので、それによって物事がもっとくっきりと見やすくもなるのです。

 

ですからもう一度言いますが、人々との絆を厳しく無慈悲に断ち切るのではありません。意図があり、故意に皆さんを自由に解放している、自由を差し出しているのです。それらの鎖を完全に解いてゆきたいか、自分たちを鎖でもっときつく縛り付けたいか、それは一人一人にかかっています。これは自由につながる速い進路です。熟考ほど恐ろしいことはない、と多くの人々は感じます。何年も何年も投獄された後、牢獄の門のところに立つ囚人のごとく、自由の身となって世界へ歩き出すというビジョンが手に負えなくなる場合もあります。彼はくるりと向きを変え、古い監房に戻りたい誘惑に駆られるのです。慣れ親しんできた制限の方が、彼にとっては満足のゆくものなのです。境界線があることに慣れていると、それが一切ない世界へと足を踏み出すというビジョンよりそちらの方が満たされるというわけです。このプロセスについても同じことが言えます。皆さんの人生には古くからの制限がいくつかあります。内側の制限かもしれませんし、外側かもしれません。もしその制限を取り払える選択権を与えられると、その権利を喜んでは受け入れられない時もあるのです。ですから、逃げ腰になってその選択を避けていないか、念を押してください。それこそがあなた方がとるべき選択肢なのですから。

 

この旅は 手を抜きながら進むことはできません。難度の低いことだけを選ぶのではなく、全てに取り組まねばならないのです。思い出すのです、ここに来る前にもうあなた方は選択しました。でなければ、あなた方は今頃ここでその選択の結果について思いを巡らしてはいません。あなた方は今回の人生で自由になることを選び、だからこそ今、そのチャンスを与えられているところです。あなた方の周りの人々、彼らにも同じ選択肢が与えられていますが、彼らはあなた方の選んだ直接の経路ではなくもう少し曲がりくねった道を選んだかもしれません。ですから彼らの選択肢にはもう少し幅があることになります。彼らは今ここが自由を選ぶチャンスとするか、この生涯かそれ以降も古い学校に居残るかを選べます。もう一度言いますが、彼らが自分の選択をしたように、あなた方も自分の選択をしました。このプロセスにおいて、あなた方は他の人々よりも早く進むことにしました。あなた方は今がその時だと判断し、彼らは「今がその時かもしれないし、今ではないかもしれない」と言うことを選んだのです。ですから、あなた方を古い自分の在り方に縛り付ける古い結び目を断ち切ってゆく中で、驚くようなことが起きますので心の準備をしておいてください。あなた方がそうして自由のために行動すると、あなた方の周りの人々はその光に目を瞬かせながらこう言うでしょう、「私もあなたに倣おうと思います、そうするチャンスをくれてありがとう。」これはあなた方の人生から誰か、または何かを奪い去ろうとするプロセスではありません。あなた方を過去の基盤に塗り固めてしまっている古くてネガティブな制限の全てをあなた方から引き離すために起きていることなのです。そこにあなた方を縛り付けるその古い鎖を解かずして、天国への階段を上ることは誰にも出来ないのです。

 

今日はここまでにしておきましょう。皆さんのこの旅に神のスピードが恵まれますように。鎖の重みが軽くなってきた、多くの人々が既にそう感じています。あなた方の人生や周りの人々の人生に、その成果が早くも現れることでしょう。他人から見れば、その鎖は重くあなた方にのしかかっているように見えます。でもわかっていてください、鎖を捨てるのはあなた方が思っているほど大変なことではありません。

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