2013年6月17日月曜日

06:16:2013 パート324


パート324

2013年6月16日


The manuscript of survival – part 324


 

恐怖、苦痛、もがき、労苦。まさにここ数日間はこれに尽きた、という人が多くいることでしょう。皆さん全員が、この葛藤の兆しの少なくとも一つに接触しています。そう、これらは皆さんの内側で根底から起こっている変容の兆候です。全ての兆候がそうであるように、それらは見せかけとは裏腹の理由があるのですが、その理由はうまく隠されています。これら不快な効果はネガティブなものだと簡単に分類され、中には有害なものと解釈される場合すらあります。しかし、そうではありません。これらの兆候の真の姿、それは皆さんが長い間泳いできたドラマや幻覚のミアズマ(毒気)から浮上し、離れつつあることを示すはっきりとしたサインなのです。
 

いま、皆さんはカオスと呼ばれる状態にいます。皆さんは真の潜在力、本当の皆さんを再び発見するために扉口に立っています。これまで皆さんがどれだけ一生懸命かき落そうとしても剝れ落ちなかった、しつこくこびりついていた泥の中から、皆さん自身が輝きと共に姿を表すのです。ですから、この泥の中から身を起こし、そこから抜け出してください。このしつこい泥に飲み込まれそうになっても皆さんの魂は天上に、雲ひとつない空にいることを忘れないでください。皆さんの内にいる、自由に空を飛びまわる存在に繋がってください。その存在には全てが見えています。そうすれば皆さんは古い自分がかける呪文に陥っているわけではないことがわかります。それが唯一の方法です。これは古さが力を見せつけようとする最後のあがきに過ぎません。皆さんが全てのドラマから焦点を外すことができる限り、そして本当の皆さんに完全に繋がっている限り、無駄なあがきとなって終わるでしょう。もうすでに皆さんは真の自分を少なくとも一度はチラリとでも見たでしょうから。
 

このメッセージは何度でも伝えましょう。皆さんの内なるドラマは鮮明に再現され続け、皆さんを誘い込もうとするので、そこにまた入り込んでしまうのはとても簡単です。それよりも、それらは本当の皆さんの上に重ね合わされた表面的な幻影に過ぎないという事実を認識し、これを限りに手放す方が困難なのです。しかし、本当の皆さんは役者ではありません、今もこれからも永遠にただ存在します。ですから再度言いましょう、この行きつ戻りつする恐れ・もがきは皆さんの古くて疲労した部分が全て現れているサインであり、それらに最後のお別れを告げるために明白な理由から起こっているのです。それを抑圧してはいけません、そうすれば以前お伝えした通り、ドラマは増長されるだけです。単純に、「上へ昇って」皆さんのところを通り過ぎるのを見るのです。皆さんの前を煙が風で運ばれてきて、それが上昇してゆき、他の記憶と共に忘却の中へと流れ込んで行きます。そして創造物の中へ帰ってゆき、元の純粋なエネルギーに戻ってゆくのを見るのです。
 

皆さんもそこに戻ってゆくのです。それは元の純粋な目覚めの状態です。しかし今回は、皆さんが肉体と呼ぶその物質的な乗り物の中にその状態がやって来るのです。これは摩擦のない、スムーズなプロセスとは程遠いものです。しかし覚えておいてください。これらのドラマのシーンは姿を変え、改訂版となって現れますが、それに従って演じようとする衝動から自分を解放させればプロセスはずっとずっとスムーズに運ばれます。そう、これは改訂版(re-vision)ですから、再び現れたビジョンがただ「見えている」ということです。もう一度ドラマに入りこみ、それに「一体化する」ものではありません。ここには大きな違いがあります。皆さんは、自分が自動的に振舞ってしまっているのがどちらなのか、もう一度はっきりと気づいていただきたいのです。
 

もう一度言います、内と繋がって自分を助け出すのです。内には全てを知る川が皆さんのために流れています。24時間、いつでもです。いま、皆さんがその泥の底の方にいるように感じていようと、いつも必ずあります。皆さんは泥にまみれているような人々ではありません、自由なる魂です。ですから、皆さんが選んだ時間を超過してまでその泥風呂に入り続ける必要などありません。皆さんは自分が泥まみれで汚れたように感じているかもしませんが、そんなことは関係なく川はそこにあるのです。それに心配しないでください、皆さんの古い泥がその川を汚すようなことは一切ありません。この川が沈泥を運んでゆき、やがてその泥は肥沃な土となって皆さんが心から切望する新しい生活の土壌を育ててくれるのですから。

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