2014年2月19日水曜日

2:18:2014 パート 398


パート398

2014年2月18日

 

The manuscript of survival – part 398
https://aishanorth.wordpress.com/2014/02/18/the-manuscript-of-survival-part-398/

 

もう多くの人はいま来ているエネルギーが強く引っ張ってくるのを感じていることでしょう。まだ、何としてもしがみつこうとしている人々はフラストレーションを募らせていて、私達にも感じられるほどです。おわかりですね、これは簡単な作業ではありません。解放のプロセスをとても上達させ、うまくできるよと自負している人でも今回はどのような形にせよそうはいきません。皆さんの気力を削ぐわけではありませんが、この謎の抵抗について少し掘り下げてお話したいと思います。いま、皆さんが身をもって経験していることですから。

 

私達は皆さんが飛行できるよう、それを助けるためにいることは覚えていますね。その唯一の方法は、皆さんがその飛行船を留めている古い砂袋を手放すことです。その砂袋は皆さんをまだ地上に繋ぎ留めていて、皆さんが激しく揺れたりもがいたりすればするほど、その古いロープに絡まるばかりです。そして思いとは裏腹にどんどん窮地に追い込まれるばかりです。ですが、それはこのプロセスのパラドックスです。手放そうとあがけばあがくほど、どうしても取り除きたいと思っているものに益々はまり込んでゆくのです。ええ、とてももどかしいです。ええ、苦しいです。罠にかかった動物が逃げようともがいたり押したりしている様子に少し似ています。ですが、結局はさらに強く押さえつけられた感覚だけが残ります。

 

だからこそ私達はここにいます。皆さんは真の自由を獲得するまであと少しだと伝えるために。この自由は皆さんが呼吸できる新鮮な空気をもたらし、さらには完全なる解放感をもたらしてくれます。まさに文字通り、皆さんは息をのむことでしょう。ですが皆さんを邪魔しているものがあります。ずっと昔からあった、同じ障害物です。皆さんがこの障害物を置ける唯一の場所、それは内です。皆さんの外的環境がどうであれ、経済的にどんなに苦しい状況にあれ、さらに皆さんがどんな人間関係にあろうと、すべては皆さんの想像の産物に過ぎません。これこそ、皆さんが監禁されていると思っている本当の原因です。皆さんが内なる自由をいったん手にすれば、外的なものは皆さんを引き留めることなどいっさいできません。内なる自由があれば、一切の労力をかけずにいかなる山も登ることができるのです。まだ皆さんを引き留めている抑制を皆さんが手放した瞬間、皆さんは山頂まで飛んで行けるのですから息を切らすこともありません。

 

この抑制というのは、あの古い、もう皆さんはよくご承知の概念、自分はただ手放すことができないと思い込んでいるその概念のことです。こういった概念は、ただ皆さんの一部になっています。これまでずっと皆さんの一部でしたから、今後もそうあろうとします。ですから、他の人達、もっとラッキーな人達が彼らの抑制を手放してゆくのを脇から眺め、それで自分は満足するしかないと思っています。その人達は、あなたよりも自由を得る資格を有しているというのですか? それは偽りです。ですが、手放すためにそうやって奮闘するのはもう自分には無理だというなら、そういった幻想も都合がよいのでしょうね。そうやって皆さんは自ら退却してゆき、以前にもまして失望するのです。繰り返しますが、そのために私達はここにいます。いま、この時点で多くの人がこう自分に言う段階を迎えていることを私達はわかっているのです。 「もうたくさんだ。もう何年も何年も自由を手にしたくて解放したし、格闘を重ねてきた。でももう、これ以上やり続ける気力がなくなってしまった。私は失敗したんだ! 」とね。そうやって身を引き、傷を舐めようとしています。ですがどんなことをしても、傷の痛みは増すばかりです。いいですか、皆さんが力不足などということはあり得ません。ただ疲れきっているだけです。それで自分の強さが見えなくなり、すべては皆さんから遠ざかってゆくかのように見えます。残るは、皆さんがどうしても排除したいあの古い荷物だけです。

 

かくしてすべてが大きな音を立てて崩壊してゆき、皆さんも共倒れになっているかのようです。床に崩れおちた瓦礫の山にとり残され、立ち上がるどころか跪くことすらできない状態です。そこで私達から言いたいのですが、皆さんは道から外れてはいません。ゲームを脱落もしていません。一時的に息切れしているだけです。どうぞ座って、この激しい揺れの中で崩壊したかのように感じている「自分」にリダイヤルし、繋がってください。覚えていますか、このエネルギーはまだ皆さんにまとわりついている古い荷物を皆さんが振るい落とせるように全力を尽くして何でもします。ただプロセスの間は、あらゆる「ずれ」が生じるのです。つまり、皆さんはもう永遠に切断され、コミュニケーションは永久に止められてしまったかと思っていますが、これはちょっとした停電でしかありません。皆さんのシステムと、このとても役に立つけれどもやや手荒なこのエネルギーのソース(源)の間を行き来している流動的な信号が激しいために停電が起きただけです。

 

ですからどうぞ時間をとってもう一度繋がってください。内からのサインはクリアでピュアな状態でちゃんとそこにあります。皆さんが再び繋がれば、迷子にもなっていなければとり残されてもいないことがわかります。皆さんはただ、自分のスペースに散らかっている古い荷物の小さな山につまずいただけなのですから。いいですか、このがらくたの山を片付けるために時間やエネルギーを費やす必要はありません。ただ脇へ退いて、その山を避けて通り過ぎればいいのです。それだけです。それこそが、本当に捨て去ることができる方法なのですから、心配するのはもうやめてください。このがらくたは皆さんのものではありませんし、過去に皆さんに属したこともありません。ただ皆さんは道すがらそれを拾い、それは本当に自分のものだと思い始めたわけです。でも、違うのです。ですから、どうぞ自由にそれを道端に置いて立ち去り、余計な荷物はいっさい無してもっと軽やかな足取りで旅を続けてください。

 

私達はとても単純なことのように話していますが、実際にシンプルなことなのです。皆さんのマインドの中でだけ複雑化しているのですから。多くの人がこのシンプルなことを戦いへとエスカレートさせていますが、実際にはマインドの中でそうしているのです。この古い荷物をどうにかしようと自分の体重をその上に押し乗せ、行ったり来たりするので皆さんのハートはフラストレーションでくたくたです。がらくたの重みが手に負えないからです。ですが、その腕を放し、この重荷をどうすれば克服できるかと思案するのをやめればよいのです。ただすべきなのは、それはもう自分のものではないのだと気づくこと、それだけです。実際に皆さんのものではないのですから、ただ立ち去ろうと思った時、自由に立ち去ればよいのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿